飯塚唯の霊視タロット「女教皇」カード正逆の意味や、読み解き方をご紹介！

「女教皇」正位置の意味

女教皇の正位置には、落ち着いた気分で物事を見て、冷静に判断するという意味があります。

アクティブに動き回ったり、自分から積極的な行動をとったりする状態じゃありませんが、高い理想を抱いていますし、勉強熱心。知性と想像力を働かせて、世の中を知ろうとしています。

「女教皇」逆位置の意味

女教皇の逆位置には、考えがまとまらない、偏見にとらわれるという意味があります。

悲観的な気分になって、ネガティブな発想が止まらなくなってしまったり、疑心暗鬼に陥ったりしちゃうかも。自己中心的な態度をとって、周囲と対立してしまうおそれも暗示しています。

女教皇のカードが示す現在の状態は、静かで穏やか。節度ある態度をとることができる状況を意味します。何かに入れ込んだり、偏見にとらわれたりすることはありません。頭の働きが冴えているときなので、じっくりと物事を考えたり、読書や勉強に取り組んだりするのに最適なタイミング。

また、直感やひらめきにも恵まれやすい状態なので、難しいことがスッと理解できたり、ずっと悩んでいたことがいとも簡単に解決したりなんてことも起こりやすくなります。

女教皇のカードが示す相手の気持ちは、ちょっとクールな状態を表しています。心を落ち着かせて物事を正しく見極めたいと思っていたり、いっときの感情に惑わされて間違った判断を下すことは避けたいと考えている可能性が高いでしょう。

このカードが出たときの相手は、淡々とした表情でいたり、メッセージのレスポンスに時間がかかるかもしれません。ただそれは冷たいからとか無関心だからといった理由ではないはず。真面目で誠実な考えを抱いているときに出るカードです。

冷静で落ち着いた女教皇のカードは、誤解や偏見を避けて、バランスのとれた見方を心がけるようにアドバイスしています。このカードが出たときは、まずは気持ちを穏やかにして、まっすぐに物事を見ることが大切。

そして、身の回りの環境を整えて、スッキリした状態を保ってください。「面倒だな」と感じるようなことに関しても、手間を惜しまずていねいに行うことがポイントに。そうすれば、良いインスピレーションがひらめきますから、その瞬間を逃さずに行動しましょう。